私は2年間のJICAボランティア活動で、親友シェールと出会い、多くの教え子ができ、大会も開催しましたが、それだけではレスリングを普及させることはできませんでした。レスリングを普及させるためには、この2年間の活動を継続していくことが必要でした。 私は2019年1月セネガルから帰国しましたが、私が彼らのためにできることは何か、また、自分自身がしたいことは何かを考え続けました。
結果、誰かの人生を大きく変えることはできませんが、自身の信念を貫くこと、一度決めた目標を達成すること、何事にも挑戦し未来を切り開くこと、諦めなければ何でもできることをこれからの活動で体現していくことは可能だと思いました。
このような考えから、私はセネガルでの活動を再始動することにしました。この活動を通して、日本から遠く離れた国のセネガルでレスリングを通して国際的な人的交流や異文化の相互理解お行い、人種や国が違っても協力して、目標に向かっていく姿を世に人々へ発信し、一歩を踏み出す勇気や人生を前向きに生きていく力になり、国際社会への理解を促進させるような活動をしようと考えました。